日々是好日(続日々是元気)

メモがわりの日記。備忘録。旅行とかご飯とか。日々是元気の続き

横浜観光

父母や伯父伯母に会うのに横浜でお昼に待ち合わせ。
お盆は東京は7月に終わってしまうので、とりあえずランチと称して
相方が大好きな中華のお店で待ち合わせる。

とりあえず朝早く出て、横浜もいつもただ素通りしている
あちこちをきちんと見学しようと3人で歩いて回ることに。
私も考えたら小学校以来見学していない。

横浜市おすすめコース(笑)で

1・横浜市開港記念館(ジャックの塔)

東京駅や、岩手銀行を作った辰野金吾に作風が似ていると思ったら
辰野式フリークラシックに似せてコンペをして作ったのでその当時の流行りのスタイルだったそうだ。
ここにもボランティアガイドのおじいさんがいて、色々お話をしながら説明を聞く。
山形の文翔館、東京駅と同じように宮城の雄勝スレートで作られていた。
惜しむらくは、内部の天井の鏝絵。関東大震災で崩れた後は
職人がいないからと簡素なつくりになってしまっていた。そしてGHQが戦後使うために
こういう建物だけは爆破されなかったとのこと。








ステンドグラスがとても素敵。

2・横目に神奈川県庁(キングの塔)を見て



3・横浜税関(クィーンの塔)の資料室見学。



相方の仕事場でもある仙台港はここ横浜税関の管轄なのと、相方は大学卒業後
ここ横浜港で仕事をしていたので懐かしくてしょうがないらしく
上の子相手に饒舌だった。



カスタム(笑)君


コンテナを2重にして、麻薬の密輸をしていた実物コンテナ。

不審者の取り締まり、密輸の摘発、輸出入の話。
色々な展示があって資料を見ながら本当に社会科見学だ。

4・日本郵船資料館

そのまま歩いて日本郵船の横浜支店へ行く。
横浜はどこも1階が昔の建物のままで素敵だ。そして日本郵船
1階を資料館にして、2階より上を支店にしていた。
ここは400円を払って日本郵船のお勉強。

実は私の大学時代のゼミの恩師がNYKの100年史を執筆していて
私もバイトで郵船の社史の校正で、ひたすら船の名前に付箋をつけてチェックする
という地味なバイトをさせていただいていた。
会社に入って子供を産んだ後、船会社の共通経理システムの保守という
地味な仕事もしていたので船会社の話はどれもこれも本当に面白い。

岩崎弥太郎の土佐商会から、対馬丸、と日本の海運のトップを走っている
会社の歴史は面白くあっという間に時間がたってしまう。
しかも「日本の海運」というDVDまでお土産についてきた。



ここでお昼になったので

5・周富徳の弟の富輝の店。横浜馬車道の「生香園」で父母、伯父伯母たちとみんなでランチ。



横浜勤務時代の週に1度は必ず食べていた牛バラやきそばをどうしても食べたかった相方は大満足。

6・赤レンガ倉庫

本当は神奈川歴史博物館に行く予定が時間もないので赤レンガ倉庫へ。
相方は前勤務会社だし、私は大学時代車で夜中ぶんぶん遊びにゲートをくぐって
不法侵入に来ていた場所だしで懐かしかったが、すっかり観光地!

しかもピカチュウが!!!ネットで大量ピカチュウが出る場所だったらしいけど
残念ながら時間帯で1匹だけ


全てのポケモン制覇している上の子は大喜び。



7・工作船資料館
そしてお台場にあった工作船展示がここに来ていて海保の皆さんの仕事をじっくりと
見ることができた。



8・三井記念館「春信1番・写楽2番」
ここで父と別れて、母と4人で日本橋の三井記念館に向かって浮世絵見学。
どうしても見たかった本物の写楽を堪能する。


春信に、広重に写楽・・・・春信や広重は今までも違う美術館で見たことが
あったのだが写楽は初めて現物を見たのだが、浮世絵の中でもやはり異質だった。
小学校の時にガツンときて以来本物をいつか見たいと思っていたが
色々な浮世絵の中でもこの人だけは、何かが違う・・・何が違うんだろうなぁ?


9・千疋屋総本店
疲れたので本店でジュースを飲んで、母と上の子と別れる。
上の子はそのまま新幹線で戻り、明日から実験。

10・西安料理「唐○刀削麺
1日歩き回ったのでホテルで食事。西安料理を食べようとなったのだが
これが大正解!!!!

パオみたいな固いパンをちぎって羊肉で煮込んだスープ
ヤンルーポーモーの美味しい事!!!パクチーを沢山入れて
食べたのだが絶対家で作れないこの味!と2人でバクバク食べる。





刀削麺の小も美味しく、また違うメニューを次回食べようと2人で思ったお店でした。