日々是好日(続日々是元気)

メモがわりの日記。備忘録。旅行とかご飯とか。日々是元気の続き

プリニウス

ヤマザキマリが大好きで、同年代という事もあり
彼女の漫画や作品は全て購入しているので
今日発売の「プリニウス」も楽しみにしていた。



トリミキとの共作でなるほどいつになく背景が緻密だった。
面白いのでこれからが楽しみだ。

そしてこの本を書くにあたっての話を読んでいると
そもそもプリニウスを書きたかった、プリニウスは「博物誌」を書いた人で
「幻想博物誌」を書いた澁澤龍彦と名前が芋づる式にでてきた所で
澁澤龍彦に高校時代にどはまりしていたのを思い出した。

そして、インドカレーを教えてくれていた由○三という先生は
東京の人で澁澤龍彦と面識があったなんて話も聞いていたので
自分の周りになんとなくモヤモヤ出てきているので
澁澤龍彦をもう一度読み直したくなってきた。

その関連で大好きだった、南方熊楠荒俣宏なんかも思い出してきた。
高校時代長期入院生活で漫画もたくさん読みふけったし、
退院してからも通学するだけでやっとだったり、保健室に行ってたりしたので
図書室に逃避したり、本を買っては海辺で読んだりしている生活だった。
当時は文庫本は買えても、単行本は立ち読みしたり図書館で読んでいたので
文庫本になると嬉しくて買い集め、大学時代になって
バイトしだすと本を買いまくって集めていた。

色々な本を読むと言うよりは、好きな作家の作品を全て
読みつくししゃぶり倒すのが好きなタイプだったので
文庫本はトイレに持ち込み、風呂に持ち込み、引っ越ししたり
結婚したりするときに無くなっていって状態の良い物は
寄付してしまって終わっていた。

同期の男性が家に遊びに来たときに
人の本棚を「どんな本を見てるの~」と見出した時に
「本棚を見られることは、裸見られるより恥ずかしい事なんだから勝手に見るなー」と
喧嘩したのも遠い思い出。