日々是好日(続日々是元気)

メモがわりの日記。備忘録。旅行とかご飯とか。日々是元気の続き

田舎の思い出

(備忘録)
小さい頃夏休みは母の実家の鹿児島で過ごしていた。

富士、さくら、はやぶさ等のブルートレイン
父を除く5人で行くのだが、田舎に着くのと前後して
駅にチッキを取りに行く。
荷物を麻ひもで縛り、タグをつけて貨物で運ぶのだ。

今思うとその頃普通だと思っていた食べ物や何かが
地元固有の物だったようだ。

かるかん(ぺたーっと甘く苦手だった)


ボンタンアメ(オブラートが苦手だった)


キビナゴ(酢味噌で食べる。好き)


しろくま天文館むじゃきのが一番おいしい♪大好き)


あくまき(砂糖をつけて食べるもち米だが、大好きでよく食べた)


そうめん流し(開聞岳のぐるぐる回るそうめん流し(笑))


落雁(お盆の時に砂糖で自宅で作る・・・)


お盆提灯(この青い色が怖かった・・・・・)


蚊帳(お盆の時は、蚊帳の中からお仏壇の前にある提灯が怖く
家の中にあるボットン便所に行けなかった)


ローラー洗濯機(絞りはローラーで)


さとうきび(畑から切ってきてしゃぶりまくる。飽きると鰹節をしゃぶる)


カラーひよこ(港祭りでするひよこ釣り、タコ糸に米粒で釣る)


養鶏場(親戚が養鶏場を経営、毎日はねた卵をもらい
卵を産めなくなった鶏をしめてさばいてもらった。キンカンがたくさん
出るので、現在煮物にキンカンがあると食べられない
卵は小さいのや、変な細い形、糞まみれのを取ってもらっていた)


子猫やひよこ釣りで釣ったひよこを高床式の土間で飼い
夜になると何匹かいなくなって
「野良猫が食べに来たんだ」と納得し
毎日海に出かけて磯でタコやウニ、アメフラシを解剖したり
シッタカを取って食べたり、

きれいなモンコ貝(タカラガイ)を集めたり。


五右衛門風呂を薪で沸かし
ラジオ体操に毎日でかけ
シュミーズの半裸のばーちゃんが話しかけるも
半分以上何を言ってるか理解できずに愛想笑いでごまかし
モグラが庭で出たり入ったりするのを猫が叩くのを見て
すいか、土手かぼちゃが食べ放題
腐ったすいかにカブトムシとクワガタがたかっていて取り放題

カナブンが電灯にたかるので捕まえてはコーヒーの空き瓶に詰めて
佃煮状態にしていたり(笑)
昆虫セットを買ってきては捕まえたトンボやセミにピンクの謎の液体を
注射して悦に入って
「死んだセミが生き返った!!!」と弟と騒ぎ

毎日おばーちゃんが仏様にご飯を上げて、前日の固いごはんを食べる

暑くて腐らないのかなぁ。。と疑問だった事

そんなステレオタイプジブリにありそうな夏休みをずっと過ごしていた。
ものすごく暑くてもクーラーがなくても扇風機で十分涼が取れた。

(長くなったので続きます)