日々是好日(続日々是元気)

メモがわりの日記。備忘録。旅行とかご飯とか。日々是元気の続き

すごい

下の子の夏休みの最終日・・・・・

午前中部活に出て、お昼から東京に2人で新幹線に飛び乗った。
3時半から折れた前歯の予約。

ちょっと早めに着いたので、黒蜜パフェなるものを四ッ谷駅で食べている。
新幹線の中でも、牛タン弁当2個に、おにぎりとサンドイッチと合計5個も平らげたのに
よく入るなぁ・・・・

そして、3時半から治療が始まった。6時半までかかるので
どこかお出かけされてて構わないですよ。という事なので
ちょっと出掛けて明日のテストに備えてお勉強・・・・


前歯が3箇所折れていて、根元で折れているところが感染を起こしていて
周りの骨まで溶け始めている。という事でどこで聞いても
抜歯だったのだが、最後にいった歯医者さんで、「ゴットハンドと言われる先生が東京にいますよ」
と紹介され、ダメモトで!とお願いして見ていただいているのだ。






色々お話を伺うと、結局歯の根の治療がきちんとできていれば
腫れる事も、膿む事もないので、現在の接着剤は優秀なので
折れた歯もくっつけて使う事ができるのだそうだ。

しかしその根の治療が、結局限られた時間と目視でするには
限界があるので、マイクロスコープを使い、細いワイヤーで細かく
病巣を削り、その後割れた歯をくっつけていけば良いというお話だった。

ひたすら、顕微鏡を覗きながら、細いワイヤーで病巣部分だけ
丁寧に削るという気の遠くなるような作業。
出て来る膿をスポイトで吸いながら、唾液や水分が入らないように
ラバーダムという処方をしつつ、削ってくださってる。

歯の裏側から小さな穴を開けて、3時半からなんと8時半まで5時間!!!!
ずっと下の子だけにつきっきりで治療をしてくださった。
先生も汗だくで、6時半に終わる診療所が看護婦さん達も8時半まで残っていただき
とりあえず、治療が終了!

母と妹も車で来てくれて、東京駅まで送ってもらい
最終の新幹線に飛び乗り、仙台駅には12時についた。

下の子も5時間口を開けっ放しだったのだが、麻酔もなしで頑張った。
しかし本当にこの治療には感動してしまった。

これで歯が腫れなければ、冬休みに伺って、変色した部分を
元通りに審美治療すれば終了らしい。

抜歯は嫌であきらめきれなかった私がネットで検索して、
無料相談メールを送った東京の先生が、すぐに返事を返してくれて
仙台の先生を紹介してくださり、その仙台の先生に診ていただいたら
また違う東京の先生を紹介してくださったのだ。
あれよあれよと半月でここまでの治療ができて本当に驚いている。

歯の治療も本当に今は日進月歩で「抜かない治療」が大前提なのだそうだ。
下の子も、今回で根元がしっかり治療できたので、折れた部分は最悪、
差し歯になるかもしれないが、抜歯はしなくても大丈夫との事。

本当にあきらめないで良かった。
ここのサイトが本当に勉強になった「歯チャンネル88」何かあったら熟読をオススメします。